69'Ducati250Mk3


この69年式のDucati250Mk3はたまたまイギリスのクラシックバイ専門店の広告で見つけた物です。
F3を所有してから、ドカの魅力にとりつかれ、いつかはシングルが欲しいなと思い続けてましたので、チャンス!とばかりに注文したんです。
さてMk3ですが、この頃のドカシングルは本当に多いバリエーションです。
フレームとエンジンはナローとワイドがありますし、エンジンにしてもデスモ・ノンデスモがあります。ものの本によると実際250Mk3でも3タイプあり、
ナローフレーム/ナロー・ノンデスモエンジン
ワイドフレーム/ワイド・ノンデスモエンジン(250cc & 239cc)
ワイドフレーム/ワイド・デスモエンジン
らしいです。それに加え排気量別(250.350.450)、マグネット点火・CDI点火...と分類すると、もう訳が判らんです(笑)。
私のはワイドフレーム/ワイド・ノンデスモエンジンです。

写真では程度も良さそうなので、「こりゃ〜、すぐ乗れるかな」と、私の期待よそに、とんでもない物が来ました。またか....。

外観は実にノーマル状態なのですが、バッテリー、電装系が12V、エンジンからの発電は6Vというヘンテコな配線だったのです。まだこのバイクのパーツ供給ショップは見つけてなかったので、困惑してましたが、ある日とうとうキレちゃって、ヘッドライトからテールランプまでの配線を全て引っペがしちゃったんです。(時々キ レると、こーゆー事しちゃうんです)
そして1から自分なりに考えたバッテリー点火の配線を引き直し、ヘッドライト、イグニッションコイルはMVアグスタから流用、レギュレーターはホンダモンキー用を2個流用し、6V発電に対応してます。
イグニッションキーも無かったので真鍮棒とレジンから100%自作しました。
完成後、3ヵ月ほど乗らずに放っておいた時があったのですが、バッテリー上がりもなくキック一発でエンジンは掛かります。

それからしばらくは調子良く走ってました。無謀にも(笑)高速道路走行も試みたりしても、別にトラブルも無かったです。(振動でテールランプ外れましたけど)メーターがマイル表示なので、乗りなれてくると暗算が早くなりました(笑)。
その後、シフトペダルのリターンスプリングが折れてしまいまして、「なにか良いものないかな〜」と、ケチ臭い考えでプライヤとかのスプリングをバラして流用も試みましたが、なかなか合うサイズが無いでいます。とりあえずは元のスプリングの3重巻を2重巻にして伸ばして使ってます。またこれもいつ折れる事やら...。



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