・Import
ここでは今までに輸入した色々なポンコツバイクや
部品輸入話を紹介します。



ベンツの部品輸入で個人輸入の味を覚える...(笑)
 
190SLをレストアする時、「本当に部品入手をどうしようか? 」と思いました。大抵車好きの友人関係なら情報のひとつやふたつ持ってるものですが、「190SL?何それ? 」(笑)、と言われる始末。
1956年式(昭和31年)ですもんね〜。知らなくてもしょうがないか...
「こりぁ〜、日本に無いなら 個人輸入しかない。ドイツだったら有るだろう」と思い、個人輸入に関する雑誌の情報をもとにドイツのクラシックベンツ専門ショップに手紙を出したのでした。
なんとか部品輸入も成功し気を良くした私ですが、もちろんそれだけで終わる様な考えではなかったのです。

まずは部品から... 

他にまず輸入したかったのは愛車F3の部品関係でした。海外の雑誌から2,3件ほど選び、たどたどしい文面の英語で「部品を注文したい」旨の文章をFAXしました。そして返事が来たのはイギリスとイタリアから計2件。突然FAXした事を考えたら十分成果があると思います。

現在もこのイギリスのショップから時々部品を注文してます。注文品は最短で1週間で手元に届き、対応が早く助かってます。


 段々と大それた事をし出す...

こーなってくると、私も物欲モードのテンションも上がってきました。「多少手間掛かるけど、何よりも国内で買うより安い!(当時)」と段々と輸入部品も大きくなってきたのです。とある日、イタリアから、「600パンタの中古エンジンの出物があるよ〜」と突然FAXが送ってきました。読めば値段も手頃だし(現地価格で10万しなかったと記憶してます)、これぐらいならもし失敗してもあきらめつくかな、と即決で返事をFAXしたのです。
そもそも私がインターネットを始めるきっかけがこのイタリアのショップとの注文のやりとりなんです。「E−Mail持ってないかい?FAX送るよりも安いよ!」と。
結局このエンジン、94年末に注文し95年の5月連休前に日本に届きました。イタリアのお国柄、ゆっくりしたものでしたが、到着までの間に阪神大震災で神戸港から名古屋港に引き取り場所変更のハプニングもありました。エンジンの程度は中ぐらいでしたがちゃんとエンジンはかかり現在は私の友人のF3に搭載されてます。


 

禁断のポンコツバイク輸入

 
 
 

 

いよいよ次はバイク本体の輸入です。さすがに今まで部品輸入では成功しても、車体となると通関とかさまざまな問題があるのじゃないかと不安もありました。イタリアのショップからいろいろな手持ちバイクの写真を注文していたのと、いきつけの喫茶店のマスターとそこの常連客と計3人ほどが欲しいと言ってきたので相談の上、
・金額の高いバイクは失敗した時のリスクが大きいからやめよう。
・私と合計4台注文して輸送費などの経費をできるだけ安くしよう。
・国内登録の事を考えると大排気量はややこしいから250ccまでにしよう。
ということで“ポンコツ買ってレストアしよう”ということになったのです。
個々それぞれ吟味の上、結局最初に次の4台を輸入しました。
アエルマッキ・アラベルデ250
MVアグスタ175
モトグッチ・ロドラ235
ビアンキの自転車バイク

船が着いて通関終了で大阪南港に引き取りに行った時はそりぁまあ〜すごいモノが出てきましたよ。私は見た瞬間、硬直しました。バラバラの鶏ガラ状態のと、錆と埃でコテコテ状態のバイクが....。比較的程度が良かったのはアエルマッキとビアンキでした。この2台は簡単な整備ですぐエンジンは掛かりました。
私が注文したのは鶏ガラ状態MVアグスタ175で喫茶店のマスターはコテコテ状態のモトグッチ・ロドラ235だったんです...。まぁ〜安いししょうがないか。

現在このモトグッチ、本当に見違えるほど奇麗にレストアされいつも店の前で人目を引いてます。




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